こんにちは!先日、JAC(建設技能人材機構)が開催している「外国人共生講座2026」のセミナーに参加してきました。
テーマはズバリ「外国人雇用の基礎知識」です。 外国人材の採用を考えている企業は増えていますが、「制度への理解不足が、意図せず法令違反につながることがある」というドキッとするお話もありました。
今回のセミナーで学んだ、絶対に押さえておくべきポイントをブログでシェアします!
外国人雇用の第一歩は「仕事」と「在留資格」の理解から
セミナーで一番強調されていたメッセージが、「仕事」と「在留資格」の理解が第一歩ということです。在留資格の範囲を超えた業務をさせてしまうと、悪気がなくても「不法就労」につながってしまいます。
正しい受け入れのための「3つのステップ」がこちらです。
- STEP 1:仕事を明確にする
- まずは、どのような業務を任せるのかを具体的に整理することからスタートします。
- STEP 2:在留資格を確認する
- その仕事を行うことができる在留資格(特定技能、技能実習、技術・人文知識・国際業務など)かを確認します。
- STEP 3:人材を採用する
- 学歴・職歴・経験や日本語能力など、その資格の要件を満たす人材を採用します。
要注意!よくあるミスとトラブル事例
日本人と同じ感覚で雇用手続きをしてしまうと、思わぬトラブルに発展することがあります。セミナーで紹介された「よくあるミス」には以下のようなものがありました。
- 社内のジョブローテーションのつもりで、在留資格の範囲外の業務をさせてしまった。
- 「特定技能」等の資格で働いている人を、必要な入管手続きを行わずに転籍・出向させた。
- 留学生を採用したが、在留資格の変更が完了する前に勤務を開始させてしまった。
- グループ内で組織再編・統合をしたのに、必要な入管手続きを行わなかった。
受入れ時の必須チェックリスト
適正に人材を受け入れるためのチェックリストも共有されました。採用担当者の方はぜひチェックしてみてください。
- □ 在留カードを確認した
- □ 必要な手続き・届出を行った
- □ 任せる業務内容を整理した
- □ 在留資格と業務内容が一致している
- □ 定期的に面談を実施している
- □ 生活・日本語支援の体制が整っている
定着につながる職場づくりのポイント
せっかく採用した外国人材に長く活躍してもらうための「職場づくりのポイント」も5つ紹介されました。
- 複数名で受け入れる
- 相談できる担当者を配置する
- 来日後の生活をサポートする
- 入社前に十分な情報提供を行う
- 定期面談を実施する
まとめ
「ルールを守って信頼される職場へ」という言葉の通り、適切な受け入れこそが外国人材の活躍と定着につながると実感したセミナーでした。
ちなみに、JAC(建設技能人材機構)では、日本人従業員向けに外国人と働くためのヒントが詰まった講座を無料公開しているそうです。興味がある方は、ぜひチェックして知識を深めてみてはいかがでしょうか!