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はじめに|外国人のSIM契約はなぜ難しいのか

はじめに|外国人のSIM契約はなぜ難しいのか

日本で生活を始めた外国人にとって、スマートフォンのSIM契約は住居の確保と並んで最初の大きなハードルです。日本の通信会社の契約手続きは書類が多く、日本語での手続きが基本のため、外国人には敷居が高く感じられます。また、「クレジットカードがない」「在留資格の種類によって契約できない場合がある」「身分証明書として在留カードが必要」など、外国人特有の壁もあります。

しかし、近年は格安SIM(MVNO)や外国人対応のキャリアが増え、外国人でも比較的簡単にSIMを契約できる環境が整ってきました。本記事では、外国人が日本でSIMを契約する際に必要な知識・おすすめのSIMサービス・契約のコツを徹底解説します。

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SIM契約に必要な書類・条件

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日本でSIMを契約するために、一般的に以下が必要です。

■ 必須書類

・在留カード(表裏両面):外国人の本人確認書類として最も一般的

・パスポート(在留カードと合わせて提示を求めるケースも)

・日本の住所(住民登録済みの住所)

■ 支払い方法

・クレジットカード(必須のキャリアが多い)

・デビットカード(VISA・Mastercardデビットカードで対応可能な場合あり)

・口座振替(銀行口座開設後に設定可能)

・一部の格安SIMでは現金払い(コンビニ払い)も対応

■ 在留資格の条件

・有効な在留資格(在留カードに記載)があれば基本的に契約可能

・「短期滞在」(観光ビザ)の場合は長期契約不可のケースが多い

・「特定活動(就労不可)」など一部の在留資格では審査が厳しくなる場合がある

・永住者・定住者・日本人配偶者等は日本人と同等の審査

■ 銀行口座

・口座振替で支払う場合は日本の銀行口座が必要

・住信SBIネット銀行・ゆうちょ銀行・楽天銀行などは外国人でも開設しやすい

・口座開設前はクレジットカードまたはデビットカード払いを選ぶとよい

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2. SIMの種類を理解しよう

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日本のSIMには大きく分けて3種類あります。

■ 大手キャリア(docomo・au・SoftBank・楽天モバイル)

最も通信品質が安定しており、日本全国でつながりやすい。店舗でのサポートも充実。ただし月額料金は高め(月3,000〜8,000円程度)。日本語のみの対応が多い。

■ 格安SIM(MVNO:仮想移動体通信事業者)

大手キャリアの回線を借りて提供する低価格の通信サービス。月額料金は500〜2,000円程度と大手の半額以下が多い。外国人でも契約しやすいサービスが増えている。IIJmio・mineo・楽天モバイル・y.u mobile・NUROモバイルなど多数存在。

■ プリペイドSIM(データSIM)

契約なし・審査なし・本人確認なしで購入できるSIM。観光客や短期滞在者向け。音声通話はできないことが多いが、データ通信のみなら最安値。空港・コンビニ・家電量販店で購入可能。長期利用には不向き。

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3. 外国人におすすめのSIMサービス7選

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■ 1. 楽天モバイル【外国人最おすすめ】

公式サイト:https://network.mobile.rakuten.co.jp/

月額料金:1,078円〜(3GBまで)・2,178円(20GBまで)・3,278円(無制限)

回線:楽天回線(都市部)+au回線(地方・屋内)

おすすめポイント:

・オンライン申込みが簡単で外国人でも手続きがわかりやすい

・英語対応のカスタマーサポートあり(チャット)

・楽天IDがあれば申込みがスムーズ

・1GB以下なら月額0円(2024年サービス終了済み。現在は1,078円〜)

・データ使い放題プランが業界最安値水準

注意点:地方・山間部ではauローミングに切り替わりパケットが有限になる

■ 2. IIJmio(みおふぉん)

公式サイト:https://www.iijmio.jp/

月額料金:850円〜(2GBデータSIM)・音声通話付き2GBで1,760円〜

回線:docomo回線・au回線から選択可能

おすすめポイント:

・日本最大級の格安SIM事業者で信頼性が高い

・英語サポートページあり

・MNP(電話番号そのまま乗り換え)にも対応

・データ容量のシェアプランで家族・複数端末にお得

注意点:店舗サポートなし(オンライン・電話のみ)

■ 3. mineo(マイネオ)

公式サイト:https://mineo.jp/

月額料金:1,298円〜(1GBデータSIM)・音声通話付き1GBで1,298円〜

回線:docomo・au・SoftBankの3回線から選択可能

おすすめポイント:

・3大キャリアの回線をすべてカバーするMVNOは希少

・ユーザー同士でデータをシェアできる「パケットシェア」「フリータンク」が便利

・マイページ・アプリが使いやすい

・ユーザーコミュニティ「マイネ王」でサポート充実

注意点:通信速度は時間帯によって変動する場合がある

■ 4. y.u mobile

公式サイト:https://www.yu-mobile.jp/

月額料金:1,070円〜(3GBデータSIM)

回線:docomo回線

おすすめポイント:

・シンプルなプランで選びやすい

・余ったデータを無期限で繰り越し可能

・U-NEXT(動画配信サービス)とのセットプランが充実

・データ容量が毎月繰り越せるので無駄がない

注意点:大手と比べてエリアが若干劣る場合がある(docomo回線を使用のため概ね良好)

■ 5. NUROモバイル

公式サイト:https://mobile.nuro.jp/

月額料金:627円〜(0.2GBデータSIM)

回線:docomo・au・SoftBank回線から選択可能

おすすめポイント:

・業界最安値水準のプランあり(0.2GBで627円)

・NEOプランはデータ容量大きくコスパ良好

・3回線対応で使い勝手が良い

注意点:データ容量が少ないプランが中心

■ 6. 日本通信SIM(b-mobile)

公式サイト:https://www.nihontsushin.com/

月額料金:290円〜(1GBデータSIM)

回線:docomo回線

おすすめポイント:

・業界最安値290円〜の超低価格プラン

・音声通話もかけ放題プランあり

・外国人向けサポートページあり

・シンプルで契約が比較的簡単

注意点:データ容量が少ない・通信速度が時間帯により低下することがある

■ 7. GTN Mobile(外国人特化)

公式サイト:https://gtn-mobile.com/

月額料金:約1,650円〜(音声通話付き)

回線:docomo回線

おすすめポイント:

・外国人専用のモバイルサービスで多言語対応(英語・中国語・ベトナム語・韓国語等)

・在留カードのみで契約可能(クレジットカード不要)

・銀行口座がなくてもコンビニ払いで支払い可能

・来日直後でも契約しやすい

・外国人向け賃貸・保険・銀行口座開設のサポートも総合的に行っている

注意点:大手キャリアや他の格安SIMと比べると月額料金はやや高め

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4. プリペイドSIM|すぐ使いたい方向け

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来日直後や短期滞在の場合はプリペイドSIMが便利です。審査なし・契約書なしで購入できます。

■ IIJmio プリペイドパック

・成田・羽田空港やビックカメラなどで購入可能

・価格:3,700円〜(10GBデータ+90日有効)

■ B-Mobile S(日本通信)

・コンビニや家電量販店で購入可能

・1GBから選べる使い切りタイプ

■ Mobal SIM

・英語での申込み・サポートに対応

・公式:https://www.mobal.com/japan-sim-card/

■ 空港で買えるSIM

成田・羽田・関西空港のSIMカウンターでIIJmio・OCN・Softbankのプリペイドデータ専用SIMが購入可能。WiFiルーターのレンタルもあり。

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5. SIM契約の手順(オンライン申込みの場合)

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STEP1:プランを選ぶ

データ容量(月に何GB使うか)と通話の要否を確認。動画をよく見るなら20GB以上、メール・SNS中心なら3〜5GBで十分。

STEP2:公式サイトで申し込む

各社の公式サイトからオンライン申込み。在留カードの写真・氏名・住所・支払い情報を入力。

STEP3:本人確認書類のアップロード

在留カードの表裏の写真をスマートフォンで撮影してアップロード。

STEP4:SIMカードの受け取り

申し込み後3〜7日で自宅に郵送される。eSIM対応の場合は当日〜翌日に開通可能。

STEP5:SIMを挿入してAPN設定

SIMをスマートフォンに挿入し、各社指定のAPN(アクセスポイント名)を設定すれば開通完了。

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6. 外国人がSIM契約で失敗しないための注意点

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【注意①】端末のSIMロックを確認する

海外から持ち込んだスマートフォンがSIMロック(特定のキャリアのみ使用可能)状態の場合、日本のSIMで使えないことがあります。日本では2021年10月以降、大手キャリアがSIMロック解除を原則義務化したため、日本で購入した端末はほぼSIMフリーです。

【注意②】周波数帯(バンド)の確認

海外スマートフォンによっては日本の通信バンド(周波数帯)に対応していないものがあります。端末のスペック表で「Band 1(2100MHz)」「Band 3(1800MHz)」「Band 19(850MHz)」への対応を確認しましょう。

【注意③】在留カードの有効期限

在留カードが有効期限切れに近い場合、審査に通らないことがあります。在留カードの更新後にSIM申込みをするのがベストです。

【注意④】解約の違約金

契約期間の縛りがあるプランでは、早期解約時に違約金が発生します。転勤・帰国が多い外国人は縛りなしのプランを選ぶことをお勧めします。楽天モバイルは縛りなし・違約金なし。

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7. 比較表まとめ

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まとめ

外国人が日本でSIMを選ぶ際のポイントを整理します。

・来日直後・クレカなし → GTN Mobile またはプリペイドSIM

・コスパ重視 → 楽天モバイル(音声通話込み・データ無制限で3,278円)

・データ節約・低価格 → 日本通信SIM(290円〜)

・つながりやすさ優先 → IIJmio(docomo回線)またはmineo(3回線対応)

・多言語サポートが欲しい → GTN Mobile・楽天モバイル

在留カード・日本の住所・クレジットカード(またはデビットカード)を準備した上で、自分の使い方に合ったプランを選びましょう。困ったときはGTN Mobileなど外国人専用サービスへの相談も有効です。

参考情報

楽天モバイル公式:https://network.mobile.rakuten.co.jp/

IIJmio公式:https://www.iijmio.jp/

GTN Mobile公式:https://gtn-mobile.com/

総務省 携帯電話・SIM関連情報:https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/k_iphone/